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アブドゥサラモフが意識回復

2013年12月11日 15時28分

アブドゥサラモフ

 危篤状態が続いていたヘビー級ランカー、マゴメド・アブドゥサラモフ(ロシア)が生命維持装置を解除、意識が戻ったと発表された。アブドゥサラモフは11月2日ニューヨークMSGシアターでマイク・ペレス(キューバ=アイルランド)に判定負け。試合後昏倒し、脳手術を受けた後も意識が回復せず、安否が心配されていた。

 10日(日本時間11日)彼のマネジャー、ボリス・グリンベルクは「マゴメドは自分で呼吸できるようになり、装置を外されました。彼はまだ喋ることはできませんが、聴覚や視覚が戻り、妻や兄弟も入室を許され、彼らが誰か識別できています。まだ点滴は必要ですが、肌の感覚も回復しました」とメディアに通達した。

 担当医師は「明日朝にも特別室から通常の患者の部屋へ移動可能。とても大きな前進です。ただ長期間のリハビリが必要になるでしょう」とコメント。マネジャーをはじめ関係者はアブドゥサラモフへの募金を呼びかけている。

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