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お笑い芸人ロバート山本、デビュー戦TKO勝ち

2014年11月26日 20時17分

 お笑い芸人のロバート山本(36=イマオカ)が26日、東京・後楽園ホールでプロデビュー戦のリングに上がり、フェザー級4回戦で同じくデビュー戦の高橋陸(26=フラッシュ赤羽)に4回1分11秒TKO勝ちした。

ロバート山本デビュー戦TKO勝ち(ボクシングニュース)
山本(右)は尻上がりに調子を上げた

 初回、長身の山本は右ストレートで攻めるが、高橋の左フックを食らって一瞬グラリ。それでも再び右で反撃し、試合は拮抗したスタートとなった。2回、高橋の右を食らった山本はさらに連打にさらされピンチに。左目の下を腫らし、鼻血も流した山本が、ここをしのぐと再び右で反撃。高橋と打撃戦を演じて会場を沸かせた。

ロバート山本
 3回に入り、両者とも疲れが出たが、より失速したのは若い高橋だった。山本は右に加え、ボディブローも披露してこのラウンドを優勢に終える。すると4回は完全に山本のラウンド。一気に息を吹き返した山本は、大歓声の後押しを受けて高橋を攻めたて、右ストレートを決めところで主審が試合を止めた。

 勝利の山本は開口一番「楽しかった」としながらも「余裕がなくてストップの瞬間は分からなかった」と無我夢中だった様子。ライセンスが失効する37歳の誕生日は来年9月とあり、来年の新人王戦の出場意思を問われると「そんなレベルじゃないです」とこれは遠慮したが、「会長と相談します」と再びリングに上がる可能性も示した。

 山本は10年ほど前からボクシングを始め、2008年にテレビ朝日系「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」の企画でプロライセンスを取得した。その後プロのリングに上がることはなかったが、ライセンスが失効する37歳が近づき試合出場を決意したという。

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