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帝里木下、最暴愚に辛くも判定勝利

2015年8月24日 0時36分

 千里馬神戸ジム主催の第47回ペガサススーパーファイトは23日、神戸市の神戸芸術センターで開かれ、メインの8回戦はIBF世界S・フライ級4位、帝里木下(千里馬神戸)が日本フライ級5位の最暴愚畷谷(六島)を迎え撃ったが、最暴愚のしつようなボディ攻撃に苦戦、2-1の判定で辛くも世界ランカーの威厳を保った。セミの60kキロ8回戦は日本S・フェザー級1位、松下拳斗(千里馬神戸)が13年の西日本新人王の大里拳(大鵬)を攻めきれず、引き分けた。

帝里木下が辛くも判定勝ち
苦しみながらも左を打ち込む帝里(左)

◇53kキロ8回戦
帝里木下(千里馬神戸)[2-1(77-76、76-77、78-76]最暴愚畷谷(六島)
 開始から最暴愚が徹底したボディ狙い。ガードの上からもお構いなしに左右フックを叩き込んだ。帝里も打ち返すが、フットワークがいまひとつで、最暴愚のラッシュをかわしきれない展開。最暴愚はロープに何度も詰め、ボディ連打からの右フックを顔面にヒットしたいところだが、上体が突っ込み過ぎ、効果的なヒットができず、帝里の反撃を許してしまった。後半は、帝里がようやく右ジャブで最暴愚の前進を止め、連打するも決定的なダメージを与えることができなかった。両者ともフルラウンド打ち合った一戦は、際どく帝里の手が上がった。22勝5KO1敗とした帝里は「きょうの内容では世界再挑戦はだめだと思う。日々がんばっていきます」と反省の弁。最暴愚は9勝4KO3敗2分。

◇60キロ8回戦
松下拳斗(千里馬神戸)[引き分け1-0(77-75、77-77×2〕大里拳(大鵬)

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