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小原佳太が雪辱 3回TKOでWBOアジア王座返り咲き

2018年8月9日 21時03分

 WBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチが9日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインで挙行され、前王者で挑戦者6位の小原佳太(三迫)は王者アルビン・ラガンベイ(比)とのダイレクトリマッチに3回1分8秒TKO勝ち。王座に返り咲いた。

小原は左フックを封印してリベンジ達成

 4月にまさかの2回KO負けで王座を失った小原だけに、初回はジャブとフットワークで距離を取り、慎重に立ち上がったのは当然だろう。前回と変えてオーソドックススタイルのラガンベイはプレスをかけて右、左フックを打ち込んでくる。ラウンド終盤、小原がチョンと合わせた左でラガンベイが尻もちをつくとこれがダウンの裁定となった。

 2回はラガンベイが再び攻め、小原はバックステップを繰り返した。前回の結果が結果だけにヒヤリとさせられたが、終盤に強烈な右を決めてラガンベイをグラつかせた。

 小原は3回、サウスポーにスイッチしたラガンベイに再び強烈な右ストレートを叩き込むと、王者は足元がフラフラ。追撃したところで主審が間に入った。

 IBF同級8位につける小原は20勝18KO3敗1分。WBO14位のラガンベイからランキングを取り戻す可能性が高く、リング上から再び世界を狙うと力強くアピールした。初防衛失敗のラガンベイは10勝9KO3敗。試合の模様は11日(土)深夜3時15分からフジテレビで放送される。

ファンにタイトル獲得を報告した伊藤

 メインの前には先月28日、米フロリダ州でWBO世界S・フェザー級王座を獲得した伊藤雅雪(伴流)がリングに登場。ファンに勝利を報告し「僕より強い選手はたくさんいる。守りに入るのでなく、いつかは世界で活躍できるスーパースターになりたい」とさらなる飛躍を誓った。

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