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10日後楽園ホール結果 メインは力石政法がKO勝ち

2018年8月10日 21時15分

「ザ・グレイテストボクシング」が10日、後楽園ホールで開催され、メインの60.0キロ8回戦は兄の矢吹正道と兄弟王者を目指す力石政法(緑)がインドネシアS・フェザー級5位のエギー・ロズデンに2回2分47秒KO勝ちした。

東京初進出の力石は左カウンターで勝利

 体格で大きく上回るサウスポーの力石に対し、ロズデンは2回に左右のフックで迫った。しかしラウンド終盤、力石が跳び込んできたロズデンに左カウンターを合わせるとロズデンがキャンバスへ。10カウントで立ち上がらずKOとなった。

 力石は3勝2KO1敗。「相手がまだやれると言っていたのでもっとやりたかった。無敗で世界チャンピオンになるという夢がなくなって、その相手にリベンジできるようにがんばります」と前回敗れた元王者の坂晃典(仲里)を当面の目標に掲げた。

 ロズデンは14勝8KO19敗2分。ロズデンは14年、16日にIBF・S・バンタム級王者の岩佐亮佑(セレス)に挑戦するTJ・ドヘニー(アイルランド)、井上尚弥(大橋)の参戦で話題のWBSSバンタム級に出場するジェーソン・モロニー(豪)と連戦してともに敗れている。

河野(右)は本田に粘られながら最後はTKO勝ち

◇フェザー級8回戦
河野洋佑(新日本木村)[TKO7回1分52秒]本田正二郎(TEAM10CONT)

 日本フェザー級14位の河野に対し、4連敗中の本田がジャブ、ワンツーを積極的に打つ立ち上がり。河野は2回からボディ攻撃を繰り出し、本田もこれに応戦して試合は打撃戦に突入した。河野はボディ攻撃、右ストレートを決めたいったが、本田の手数も衰えず、右を断続的に決め返して対抗した。

 しかし7回、ダメージから失速し始めた本田に河野が襲いかかるとタオルが投入された。河野は13勝7KO7敗2分。1年3ヵ月ぶりのリングで奮闘した本田は6勝4KO10敗。

荒木(左)はけがからの復帰戦を飾った

◇S・フェザー級8回戦
荒木貴裕(極東)[3-0(77-75×2、77-76)]高林良幸(RK蒲田)

 日本S・フェザー級11位の荒木は左拳のけがから復帰して8ヵ月ぶりのリング。サウスポーの高林は2回、左ストレートを決めて荒木の動きを一瞬止めた。以降は互いに手数が少なく、荒木が前に出るもアウトボクシングをする高林をとらえられない展開。最終回にようやく打ち合ってゴングとなった。荒木は12勝4KO7敗。高林は9勝4KO10敗。

 前座に出場したガールズケイリン出身の島野りーみん(TEAM10COUNT)は58.0キロ4回戦で西前優紀(岐阜ヨコゼキ)にダウンを奪って3-0判定勝ち。2勝目(1敗)を挙げた。

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