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10月MVPは勅使河原、内藤追い詰めた永田が敢闘賞

2018年11月8日 17時35分

 東日本ボクシング協会月間賞選考委員会は8日、10月の月間三賞を発表した。月間最優秀選手賞にはOPBF・S・バンタム級新チャンピオンに輝いた勅使河原弘晶(輪島功一S)が選ばれた。

王座決定戦で快勝した勅使河原(右)

 WBOアジアパシフィック・バンタム級王座を返上した勅使河原は同月11日、クラスを上げてグレン・サミンギット(比)とOPBF・S・バンタム級王座決定戦。サミンギットを5回KOで下して2本目のベルトを腰に巻いた。

10回にダウンを奪った永田、あと一歩だった

 敢闘賞にはOPBF・S・バンタム級14位の永田大士(三迫)が選ばれた。永田は同月11日、OPBF同級王者の内藤律樹(E&Jカシアス)にチャレンジ。実績で大きく上回る内藤と大接戦を演じ、10回にはダウンを奪って後楽園ホールに大歓声を巻き起こした。試合は1-2判定でわずかに及ばなかったが、内容を評価されての敢闘賞選出となった。

 新鋭賞は該当者なし。表彰式は12月13日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」で行われる予定。

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