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4.5辰吉寿以輝プロ11戦目「年内に東京でやりたい」

2019年2月12日 23時50分

 大阪帝拳の吉井寛会長は12日、元世界王者・辰吉丈一郎(49)の次男で、デビュー以来10連勝(7KO)中の寿以輝(22)の11戦目を4月5日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で行うと発表した。

2019年にさらなる飛躍を誓う辰吉

 56.5キロ契約の8回戦で対戦相手は6勝2KO3敗2分の松浦大地(29=ワタナベ)。「左を突いて、足を使ってパンチをもらわないボクシングをして倒して勝つスタイルを確立したい」とKO宣言。

 辰吉は日本S・バンタム級22位と初めてランキング入りを果たした。しかし、日本タイトルに挑戦するには12位以内が必要条件。吉井会長は上位ランカーとの対戦を望んでいるが、大阪での試合はなかなか実現できないため、「辰吉の試合は年内3試合を予定しているが、次か、その次は東京で試合をしたい」と後楽園のリングに上げる意向を示した。

 16年10月に後楽園で6回戦を戦っている辰吉は「また東京でやってみたい」と聖地で成長ぶりをアピールしたい気は十分。ただ、「周りのみんながトレーナーみたいでした」とリングサイドのファンの声に驚いた印象を語った。

 昨年末の試合は1回に左フックでダウンを奪い、3回連打でTKO勝ちと成長ぶりをみせたが、父丈一郎は「左をもっと出さないと」とまだまだ辛口採点。しかし、試合後に父に初めて映画を誘われて「グリード2炎の宿敵」を鑑賞したそうだ。

「大きいポップコーンを一人で食べていた。見終わった後、『気持ちがわかるわ』と話していましたが、誰の気持ちがわかるのか、僕はわかりませんでした」と取材陣を笑わせたが、親子の絆はしっかり結ばれているようだ。

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