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小谷、中真ともKO勝ち 沖縄の試合

2013年10月27日 21時08分

 27日午後沖縄県の中城村民体育館で行われた琉球ジム主催の試合、8回戦3試合はいずれも地元選手がタイ選手にKOもしくは判定で勝利を飾っている。

倒し屋の本領を発揮した小谷

 メインは「沖縄の倒し屋」のキャッチフレーズでおなじみの小谷将寿(琉球)が登場。初回にウィラポン・ソーチャンドラシットの右フックを受けてスリップ気味のダウンを喫したが、すぐ立ち直り、続く2回に右フックで豪快に倒した後、得意の左フックを直撃したところでレフェリーストップがかかり、この回1分4秒TKO勝ちを飾った。これで小谷は13勝10KO2敗。来年は東京に進出してタイトル挑戦に進みたいと希望している。

タイトル戦に意欲を見せる中真も勝利

 東洋太平洋フェザー級7位の中真光石(沖縄ワールド)はクリッサダー・シットサイトーンに足を使われて自分の距離に持ち込めなかったが、4回に右ストレートをクロスで決めてダウンを奪い、そのまま10カウントによるKO勝ち(タイムは4回53秒)。これで中真は再起後3連勝。6月に世界ランカーを倒したはずが、直前に相手がランク外に落ちたため気落ちしたというが、今は気を取り直して再びやる気に。「チャンスがあれば日本、東洋のタイトルにからんでいけるようになりたい」と来年の抱負を語っている。

 この日最初の8回戦では、フィリピンから琉球ジムに移籍したIBFのバンタム級インター王者、琉球ダド・キャビントイの移籍第一戦も行われ、2回にタイのルンニルン・ゴーラットスポーツスクールの左フックを浴びてダウンを喫するなど苦戦を強いられたが、終盤追い上げて僅差の3-0判定で勝っている。

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