24日後楽園ホールの「Lemino BOXINGフェニックスバトル152」、第1試合で行われた日本&OPBFフライ級戦は、日本チャンピオンの野上翔(RK蒲田)が日本1位の浅海勝太(MR)に3-0判定勝ち。野上は日本タイトルの初防衛に成功するとともに空位のOPBF王座を獲得した。

粘る浅海に判定勝ちの野上㊨
サウスポー野上との距離を縮めたい浅海は右のロングブローで切り崩しを図るが、野上は体をせわしなく動かして浅海に的を絞らせず、シャープなパンチでけん制。浅海が思い切って踏み込んでくれば左ストレートのカウンター、右フックでいなした。5回は野上のヒットで浅海の左目下が腫れだす。浅海は仕掛けが少なく、前半の野上はほぼノーミスだった(ジャッジ全員が50-45)。
6回の浅海はめげずにしつこく出る。野上のスマートなボクシングを潰さんばかりにぐいぐい迫って手数を増やした。これに野上はパンチを返しながらいなすが、すべてを防ぎきれるわけでもない。9回は偶然のバッティングで野上が顔をしかめた瞬間に浅海懸命に出る。それでも野上も決定打は許さず、ラストは互いに手を出し続けるなか野上が左ストレートを好打して押さえた。
最終的なスコアは全ジャッジが99-91で野上。試合後は「目標のKOができなくてすみません。前半は自分のボクシングができたけど、後半は距離を詰められて思ったボクシングができませんでした」と反省の弁を述べていた。今後は3冠王者を目指したいとも語った。野上は8勝4KO。浅海は14勝7KO14敗。


