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ヘビー級の但馬ミツロ 12キロ減で10連勝に意欲 亀田和とIBF2位決定戦のドラミニ公開練習

2023年10月4日 16時59分

 7日に東京・大田区総合体育館で開催される「3150FIGHT vol.7」に出場する日本ヘビー級王者の但馬ブランドンミツロ(KWORLD3)と、亀田和毅(TMT)とIBFフェザー級2位決定戦に挑むレラト・ドラミニ(南アフリカ)が4日、都内のワタナベジムで公開練習を行った。

10戦目はKO決着を予想した但馬

 デビューから9連勝(7KO)の但馬は10戦目でウィリアムス・オカンド(ベネズエラ)とヘビー級8回戦を行う。今春、毎月試合をしてキャリアを重ねる方針を打ち出した但馬は今回が5連戦の最終戦。但馬は「短い期間で多くの学びがあった。進化した姿を見せたい」と語った。

 この半年で一番変わったのは、127㎏あった体重を115㎏まで落としたこと。但馬曰く、「落とそうという意識ではなく、トレーニングを自然に落ちた」とのこと。昨年は腰痛に苦しめられたが、今年はフィジカルコーチがついて腰の状態が落ち着き、厳しいトレーニングを継続できるようになったことが大きいという。ベスト体重はこれから見つけることになるが、もう少し下がりそうだ。

岡田トレーナーとミット打ち

 今回対戦するオカンドは24勝20KO11敗1分の35歳で身長は188センチ(但馬は180センチ)。元ベネズエラ・クルーザー級王者という肩書きを持つ。「相手は勝っても負けてもKOの選手。最後に立っているのは自分だと信じている」と但馬。まずはプロ10戦目をしっかりクリアし、来年につなげようとしている。

 IBFフェザー級12位にランクされるドラミニは19勝11KO2敗の29歳。17年に元WBAフェザー級王者シンピウェ・ベチェカ(南アフリカ)に勝利した一戦が出世試合。昨年10月、アウェーでジェームス・ディケンズ(英)とマイナー団体IBO王座を争って競り負けている。

こちらはドラミニ

 ドラミニはマネジャー兼トレーナーのコリン・ネイサン氏とともに来日。先月、寺地拳四朗(BMB)に挑戦したエッキー・ブドラー(南アフリカ)とも来日したネイサン氏は「和毅は素晴らしい世界的な選手だが、ドラミニもワールドクラスの選手だ。アップセットを起こしたい」と意気込みを口にした。

 また、今後を問われると、ネイサン氏は「この試合に勝ったら亀田プロモーションと契約を交わす準備ができている。試合が終わったら亀田氏と話し合いたい」とも明かした。

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