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チャーロ弟がIBF王座を返上 4つのベルトが2つに S・ウェルター級戦国時代到来か

2023年11月22日 9時42分

 S・ウェルター級3団体統一王者ジャーメル・チャーロ(米=写真)が所持するベルトの一つIBFを返上した。21日、IBFがプレスリリースし、各メディアが報道した。同日IBFはチャーロと指名挑戦者バカラン・ムルタザリエフ(ロシア)との入札を開催する予定だったが中止となり、チャーロが決断を下した。

 空位となった王座は1位ムルタザリエフ(21勝15KO無敗)と2位ジャック・クルカイ(ドイツ=33勝14KO4敗)の間で争われる運びとなった。

 チャーロが保持する他のベルトのうち、WBC王座は前暫定王者セバスチャン・フンドラ(米)vs.2位セルヒイ・ボハチュク(ウクライナ)、1位チャールズ・コンウェル(米)vs.相手未定による挑戦者決定トーナメントが行われるもよう。これは先週開催されたWBC年次総会で通達された。

 またWBAは1位イスライル・マドリモフ(ウズベキスタン)が指名挑戦者として控えているが、チャーロ挑戦が具体化する動きはまだない。

 9月、S・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)に挑んだチャーロはその時点でWBO王座をはく奪され、暫定王者だったティム・チュー(豪州)が正規王者に昇格。IBF王座を返上する前から、チャーロはS・ウェルター級に見切りをつけ、ミドル級以上に進出する噂が流れていた。チャーロの決断によってS・ウェルター級は混迷期に入る予測もある。 Photo by SUMIO YAMADA

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