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“初回KO男”ベルランガ 6試合ぶりのストップ勝ち S・ミドル級4団体統一王者カネロ挑戦を熱望

2024年2月26日 15時34分

 プロデビュー以来16連続初回KO勝ちで話題を集めたS・ミドル級エドガル・ベルランガ(プエルトリコ/米)が24日(日本時間25日)、米フロリダ州オーランドに登場。ここ5試合フルラウンドの試合を強いられていたWBO5位のベルランガはWBA3位パドレイグ・マクローリー(英)に6回2分44秒KO勝ち。戦績を22勝17KO無敗とした。ベルランガ(26)はエディ・ハーン氏のマッチルーム・ボクシングと契約第1戦だった。

久々快勝おベルランガ(左)

 試合は静かな立ち上がりの後、3回から強打が威力を発揮し出したベルランガが優勢。4、5回と攻勢を持続したベルランガは6回、ボディー打ちで攻め立て右強打を痛打。横倒しになったマクローリーに主審がストップをかけると同時にタオルが投入された。

 判定決着が続いた当時は噛みつきの反則行為でひんしゅくを買ったベルランガだが、「ノックアウト勝ちにアメージングな気持ち。私はパワーばかりが注目されるけど、ディフェンスを向上させて少しずつ成長している」とコメント。

 そしてS・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)挑戦を熱望。ハーン氏も「彼はWBAの指名挑戦者に昇格する。カネロ挑戦は時間の問題だ。プエルトリコvs.メキシコのビッグイベントになる」とアピールしている。初黒星のマクローリー(35)は18勝9KO1敗。

 セミでは東京五輪金メダリスト、アンディ・クルス(キューバ)がプロ3戦目。ブライアン・サマリッパ(メキシコ)に100-90×3の完封勝利でIBFインターナショナル・ライト級王座を防衛した。

 また、WBAバンタム級2位アントニオ・バルガス(米)が同級3位ジョナサン・ロドリゲス(米)に7回終了TKO勝ち。試合はWBAバンタム級挑戦者決定戦として行われたが、WBA1位は石田匠(井岡)が占め、5月にも王者井上拓真(大橋)に挑戦する見込み。Photos by Ed Mulholland/Matchroom

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