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米国期待のヘビー級ホープ、アンダーソンあす復帰 テキサスでアジャグバと競演

2024年4月13日 10時10分

 明日13日(日本時間14日)、トップランク社が米テキサス州コーパスクリスティのアメリカンバンク・センターで開催するイベントの計量が12日行われた。メインのヘビー級10回戦は、WBO4位を筆頭に4団体でランキングされるジャレッド・アンダーソン(米)が250.9ポンド(113.81キロ)、相手のWBCブリッジャー級1位リアド・メルウィ(ベルギー)が235.6ポンド(106.87キロ)をマークした。試合はアンダーソンが保持するWBOインターナショナルとWBC合衆国ヘビー級王座が争われる。

アンダーソン(左)とメルウィ

 トップランクのサポートで米国期待の大型ホープとして台頭中のアンダーソン(16勝15KO無敗=24)だが、昨年11月に地元オハイオ州でスピード違反や車内銃器所持など複数の容疑で逮捕されるスキャンダルを起こした。しかしキャリアが途切れることなく復帰が可能になった。本人も陣営もヘビー級上位との対戦を希望しており、キャリア豊富なメルウィを破って弾みをつけたいところだ。

 米国初リングとなるメルウィ(32勝26KO2敗=31)はアフリカ・コートジボワール出身でベルギーに居住し国籍も取得している。クルーザー級でキャリアを進め、18年にはフランスでWBA王者アルセン・グラミリアン(アルメニア/フランス)に挑んだが11回TKO負けした。目標はブリッジャー級王座だが、「ベルギーのような小国にも強豪がいることを大国アメリカでアピールしたい」とアップセットを目指す。

こちらもヘビー級戦。アジャグバ(左)とビアネロ

 セミ格では同じくトップランク傘下のヘビー級同士が激突、WBC4位エフェ・アジャグバ(ナイジェリア)がグイド・ビアネロ(イタリア)と10回戦。リオデジャネイロ五輪代表同士の一戦はアジャグバが保持するWBCシルバー・ヘビー級王座が争われる。アジャグバ(19勝14KO1敗)は241.2ポンド(109.41キロ)、ピアネロ(12勝10KO1敗1分)は244.5ポンド(110.90キロ)を計測した。

 セミセミでは昨年、WBO・S・フェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)に挑みドローと健闘したロブソン・コンセイサン(ブラジル=17勝8KO2敗1分)がホセ・グアルダード(メキシコ)と8回戦。WBC2位コンセイサンは131.6ポンド(59.69キロ)、グアルダード(15勝5KO1敗1分)は131.5ポンド(59.65キロ)をマーク。

 また、WBCフェザー級2位ルーベン・ビジャ(米=21勝7KO1敗)がクリスチャン・クルス(メキシコ)と空位のWBCシルバー・フェザー級王座を争う(10回戦)。ビジャは125.6ポンド(56.97キロ)、クルスは125.1ポンド(56.74キロ)を計測した。Photos by Mikey Williams/Top Rank

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