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若狭与志枝が女子日本フェザー級王座返り咲き 藤原茜は初防衛失敗

2024年7月31日 21時18分

 女子日本フェザー級タイトルマッチ6回戦が31日、後楽園ホール「DANGAN」のメインで行われ、元王者で挑戦者1位の若狭与志枝(花形)が王者の藤沢茜(ワタナベ)に3-0判定勝ち。返り咲きに成功した。藤原は初防衛に失敗。スコアは59-55×3。

若狭(右)は最後まで前に出て手を出し続けた

 藤原は今年4月、三好喜美佳(川崎新田)から奪った王座の初防衛戦。若狭は20年11月に三好からタイトルを奪取したものの、三好との再戦に連敗。以来1年9ヵ月ぶりのリングで王座返り咲きを狙った。

 パワーが武器の若狭が前に出て左右のフックで藤原に迫った。藤原は初回、右をヒットするが、若狭の前進が止まらない。2回は若狭が前に出て左右のボディ打ち、藤原が右ストレート、左フックを決め、互いが持ち味を出す。3回は打撃戦。パワーで劣る藤原も踏ん張って打ち合った。

 若狭は4回、アッパーも交えて激しく攻めていった。藤原も打ち返すが、流れは若狭に傾いていく。5回も若狭が前へ。藤原のパンチも当たるが、若狭の勢いが上回る。最終回は激しい打ち合い、若狭は最後までスタミナが切れなかった。

 36歳の若狭は8勝2KO4敗。若狭は「藤原選手は強くてめちゃめちゃ疲れている。ボクシングはまだまだ続けていきたい」とあいさつ。連敗して気持ちが腐り、体重が80㎏を超えた状態からの復活。応援してくれた人への感謝を何度も口にした。37歳の藤原は6勝2KO4敗1分。

花形会長(左)も満足顔だった

◇S・フェザー級4回戦
橋本舞孔(新日本木村)[TKO3回2分33秒]チャン・シュン(中国)

◇ライト級4回戦(東日本新人王戦)
藤森天太(ワタナベ)[TKO2回2分57秒]やっちまったなぁ海斗(UNITED)

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王戦)
小稲直史(川崎新田)[3-0(39-36×3)]服部翔太(フラッシュ赤羽)

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王戦)
矢野円来(花形)[TKO3回1分38秒]佐藤和輝(FLARE山上)

◇バンタム級4回戦(東日本新人王戦)
南雲流唯瑞(JB SPORTS)[TKO4回44秒]黒澤大海(高崎)

◇S・フライ級4回戦(東日本新人王戦)
布袋聖侑(大橋)[3-0(40-36×3)]國田虎之朗(セレス)

◇S・フライ級4回戦
越前屋亮(湘南山神)[3-0(38-37×2、39-36)]宮坂佳介(角海老宝石)

◇フライ級4回戦
仲藤靖浩(角海老宝石)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]為我井慧惟(DANGAN越谷)
観衆=908人

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