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クロフォードvsマドリモフ、ピットブル、ヘビー級生き残り戦……明日リヤド・シーズン米国第1弾

2024年8月3日 12時56分

 2階級で4団体統一王者に輝いたテレンス・クロフォード(米)が明日3日(日本時間4日)、約1年ぶりにリングに上がる。クロフォード(40勝31KO無敗)は4階級制覇を狙ってWBA・S・ウェルター級王者イスライル・マドリモフ(ウズベキスタン=10勝7KO1分)に挑戦。試合はWBO・S・ウェルター級暫定王座決定戦としても行われる。会場はロサンゼルスのBMOスタジアム。

クロフォードとマドリモフ(以前の会見から)

 最終会見でクロフォードは「154ポンド(S・ウェルター級)では自分の体により強さとエネルギーを感じる。ノックアウトでも判定でも私が勝利するよ」とコメント。統一したウェルター級タイトルは現在、WBAスーパーとWBO王座を保持している。

 一方、初防衛戦でいきなり強敵の挑戦を受けるマドリモフは「私はいかなることも可能性があると信じている。誰も予想していないことを成し遂げたい」とアップセットを目指す。オッズは7-1でクロフォード、マドリモフは4.75倍とクロフォード有利と出ている。

 サウジアラビアの娯楽庁長官トルキ・アル=シャイフが推進する「リヤド・シーズン」の米国進出第1弾として開催される明日のイベント、セミ格ではWBA・S・ライト級王者“ピットブル”イサック・クルス(メキシコ)が5位ホセ・バレンスエラ(メキシコ/米)と防衛戦。V1戦となるクルスは計量でリミットの140ポンド(63.50キロ)、バレンスエラは139.8ポンド(63.41キロ)をマークした。

 一方ヘビー級は元3団体統一王者アンディ・ルイスJr(米/メキシコ)が274.4ポンド(124.47キロ)、相手のジャレル・ミラーは305.6ポンド(138.62キロ)で合わせて260キロ超! 約2年ぶりに復帰するルイスと薬物違反による長期ブランクからカムバックしたミラーが10回戦で対戦する。

 同じくヘビー級10回戦ではすでに上位にランクされるジャレッド・アンダーソン(米)がWBA1位マーティン・バコーレ(コンゴ)と対戦。トップランクにサポートされるアンダーソンは252.4ポンド(114.49キロ)、米国初リングとなるバコーレは284.4ポンド(129キロ)だった。

 WBA・S・ミドル級レギュラー王者ダビ・モレル(キューバ)も出場する。モレルはL・ヘビー級へ進出を決意し、今回の一戦にはWBAのレギュラー王座がかけられることに(スーパー王者にビボルがいるが)。モレルは174.8ポンド(79.29キロ)をつくり、対戦相手のラディボエ・カラジッチ(米)は174.4ポンド(79.11キロ)で同級リミットの175ポンドをクリアした。

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