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49歳ボクサー、恵良敏彦が復帰会見

2024年11月12日 21時53分

 海外で活動していた恵良敏彦(49歳)が日本のプロボクシングのリングに復帰することが決まり、12日、所属する大阪市東成区の陽光アダチジムで会見した。

中央が恵良

 北九州市出身の恵良は19歳で小倉高橋ジムからデビュー、3勝1KO1敗の戦績だったが、重度のヘルニアから座骨神経痛を発症。試合ができないまま37歳の日本定年制に伴い、引退した。しかし、ボクシングへの情熱は高く、リハビリに専念して41歳でタイ国のライセンスを取得、タイ国の王座などを獲得した。オーソドックスで31勝(25KO)2敗1分。

 「アジアだけでなく、日本のリングに立って国歌を聞きたい」との思いから今年5月、JBCに復帰を嘆願。JBCの審査・テストを経てA級ライセンスを取得した。陽光アダチジムの安達哲夫会長(78歳)は「できるだけ早く世界戦が実現できるよう動きたい」と語り、来年の早い時期に国内復帰第1戦を行いたい意向を示した。国内復帰戦は50歳と現役最年長ボクサーの試合となる。

 恵良は「家族の支えがあってこそ続けることができた」と涙ぐみながら、「自分の存在がみなさんの希望や勇気になれれば」と国内復帰の意気込みを語った。

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