谷口将隆、2階級上のコンドルを一撃TKO
2025年5月20日 23時29分
2025年5月20日 23時24分
20日、東京・後楽園ホールで開催された『TREASURE BOXING PROMOTION8』。メインイベントで行われたWBOアジアパシフィックS・バンタム級タイトルマッチ12回戦は、チャンピオンの村田昴(帝拳)が元IBF王者で挑戦者6位の小國以載(角海老宝石)を6回1分42秒TKO。2度目の防衛に成功した。
右ストレートのボディーブロー。これをフェイントにした顔面への右ストレート、フック。サウスポーの王者・村田に対し、左ジャブもインサイドにすべり込ませていた小國が先制。右から左ストレート、さらに右につなぐスリーパンチも効果的で、様子見でスタートした村田が受け身に回らされた。
だが、3回終盤に小國をコーナーへと詰めて連打を仕掛けた村田は、右サイドへ回り込んでの右フックを起点とし、攻撃のテンポを上げていく。高いガードで止めにいった小國は、村田の攻撃の間隙を突く左ボディーカウンターを何度も入れたものの、村田の勢いは止まらなかった。
守りから攻めのステップワークへと転じた村田に対し、小國の足がついていかない。それでも左右ボディー攻撃で流れを変えようと迫った小國だが、村田のハイテンポは加速する一方。6回、村田が連打を決めると、小國も負けじと左ボディーカウンターを狙ったが、王者の左がヒットしてのけ反った小國をレフェリーが支えてストップした。
「小國さんの気持ちが伝わってきてしんどい試合になった。世界を目指していきたいが、1ラウンドから自分のボクシングをできるように、課題を持ってスキルをあげていかないと」と、WBAで7位にランクされる村田(28歳)。これで10勝10KOとした。しぶとく食い下がったものの敗れた小國(37歳)は22勝9KO4敗3分。
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