錦糸町でオール4回戦 東新人王戦6組など開催
2025年6月1日 8時23分
2025年5月31日 14時14分
現地時間30日、米ラスベガスのバージン・ホテルズ・ラスベガスにてWBA世界スーパーミドル級挑戦者決定戦が行われ、WBA3位のベクテミル・メリクジエフ(ウズベキスタン/166.8ポンド)がWBA4位のダリアス・フルジュン(米国/167.6ポンド)に12回判定勝利を収め、指名挑戦権を手にした。スコアは3ジャッジそろって114-112。
2016年リオ五輪ミドル級銀メダリストのメリクジエフと、全勝街道を走るものの難敵との対戦は初めてといえるフルジュンという楽しみなマッチアップ。初回は上背で勝るフルジュンがジャブを突き、サウスポーのメリクジエフが上下にパンチを打ち分ける静かなラウンドとなった。
2ラウンドに早くも鼻血を出したメリクジエフだが、3ラウンドに左フックをヒットするとフルジュンが足をバタつかせる。4ラウンド、フルジュンも攻勢を強め前に出ると見応えのある打撃戦に突入。メリクジエフが鼻からかなりの出血に見舞われた。6ラウンドはフルジュンの左フックなどコンパクトなパンチがヒット、7ラウンドにはメリクジエフに対しトーマス・テイラー(米国)レフェリーがホールディングによる減点1を課す。が、ポイントはジャブをたびたびヒットしたメリクジエフが取った印象。
9ラウンドはメリクジエフの右フック、フルジュンの左フックでそれぞれヒザをぐらつかせるなど消耗戦となり、レフェリーが両者をほどく場面も増えていく。柔軟な体躯でうまくパンチを殺してきたフルジュンだが、10ラウンド終了間際、メリクジエフのワンツーで腰をガクンと落とす。11ラウンドはお互いに疲れ果ててノーガードで打ち合うなど大いに盛り上がり、迎えた最終回早々にメリクジエフの左フックがフルジュンのアゴにヒットし、フルジュンが尻もちをつくダウン。フルジュンは再開に応じて逆転を狙うが、メリクジエフも顔を腫らしながら執念を見せて終了のゴングを聞いている。
ルール上ではチャンピオン、サウル・アルバレス(メキシコ)への挑戦権を手にした29歳のメリクジエフは16勝10KO1敗。WBOでは10位、WBCでも12位にランクされている。一方、初黒星となった28歳のフルジュンは14勝12KO1敗。
2025年6月1日 14時15分
2025年6月1日 14時03分
2025年6月1日 8時23分
2025年5月31日 13時55分
2025年5月31日 13時47分
2025年5月31日 10時48分