エニスがS・ウェルター級進出表明
2025年6月20日 10時50分
2025年6月19日 21時46分
19日、東京・大田区総合体育館で行われたWBO世界ウェルター級タイトルマッチ12回戦は、チャンピオンのブライアン・ノーマンJr(アメリカ)が挑戦者2位・佐々木尽(八王子中屋)を5回46秒KOで破り、2度目の防衛を果たした。
狙いすまされた、強烈な左フックだった。佐々木が誘い出されるようにして打った左ボディージャブ、その引き際にノーマンが合わせた左フック。これが痛烈にアゴを打ち抜くと、佐々木はキャンバスに大の字に。初回に喫した2度のダウンから立ち上がり、強打で反撃姿勢を見せてもいた佐々木の気持ちを完全に断ち切るものだった。
初回に食った2度のダウンもいずれも左フックだった。1度は右フックの打ち終わりに、2度目は左フックに合わされた。しかし、立ち上がった佐々木はこの回をしのぐと思いきりの良い左フックを上下に叩きつけ、右スイングも披露。会場を大いに沸かせる迫力だったが、ノーマンはクリーンヒットを奪わせず、佐々木のガード外から叩きつける右でテンプルを捕え、佐々木にダメージを蓄積させていた。
「ササキは本当に強い選手だった。将来、世界チャンピオンになる可能性を秘めている」と佐々木を讃えたノーマンだが、「今日の自分は全てを出し切っていない」と余裕ぶりを感じさせるコメントを残した。
ノーマン(24歳)は28勝22KO。会場の拍手に包まれながら担架で運び出された佐々木(23歳)は念のため病院に搬送された。19勝17KO2敗1分。
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