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セムジュー野上昂生、石井渡士也-津川龍也 8.21ダブル日本タイトル戦挙行

2025年6月25日 19時31分

 「Leminoボクシング・フェニックスバトル141」(8月21日・後楽園ホール)の発表会見が25日に開かれた。日本タイトルマッチ2試合を軸にしたイベントとなる。

中央大橋秀行プロモーターを挟み、左からナァツ、左右田、野上、石井の各選手

 日本ウェルター級戦は、王者セムジュ・デビッド(中日)に野上昂生(大橋)がアタック。チャンピオンのセムジュ(8勝4KO1敗)は2度防衛中。さる3月には浜松でシーサー皆川(平仲BS)の挑戦を撃退し、チャンピオンカーニバルで防衛を果たした。現在は母国ウガンダに一時帰国してトレーニング中とのこと。

 サウスポーの野上は東京農業大学出身でデビュー4連勝中(2KO)。ワタナベジムから大橋ジムに移籍し、2戦目でチャンスが巡ってきた。セムジュにもアマチュア経験があり、こちらは東京五輪ウガンダ代表と実績で野上を上回る。テクニシャンのチャンピオンと無敗挑戦者の興味深い対決となった。

 日本スーパーバンタム級戦は、新王者石井渡士也(RE:BOOT)の初防衛戦。津川龍也(ミツキ)との指名防衛戦はこの階級注目の好カードだ。

 石井(9勝6KO1敗2分)はさる4月に決定戦で福井勝也(帝拳)に10回TKO勝ち。一昨年10月、前王者下町俊貴(グリーンツダ)に挑んだ試合は引き分けで涙をのんだが、再チャレンジとなった福井戦は実力アップを示す内容で見事な戴冠をとげた。かたや津川(14勝9KO2敗)は昨年9月に有明で下町に挑み判定負けしたものの、一度はダウンを奪っている。石井同様に苦い経験をいかに糧にしているか。

 当日はほかに日本ユース・ミニマム級王者の北野武郎(大橋)が松本磨宙(泉北)と防衛戦も行われる。Leminoで配信される。

■7.31フェニックスバトルのセミでOPBFスーパーウェルター級戦

 またLeminoフェニックスバトルは7月31日の第140回興行の追加カードとして、OPBF・S・ウェルター級王座決定戦を発表している。同級6位ワチュク・ナァツ(八王子中屋)-同7位左右田泰臣(EBISU K’s BOX)の一戦。このタイトルは前王者・井上岳志の引退で空位となったもの。

 ナァツは8勝4KO4敗2分、左右田は8勝5KO1敗1分。ともに、勝てば初のチャンピオンベルトとなる。

 当日のメインは渡邊海(ライオンズ)-齋藤麗王(帝拳)のWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級戦。

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