ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで11日(日本時間12日)開催された女子のタイトル戦6試合のメインで行われたS・ライト級4団体統一戦は、チャンピオンのケイティ・テイラー(アイルランド)が挑戦者アマンダ・セラノ(プエルトリコ/米)に2-0判定勝ち。22年9月の第1戦、24年11月の第2戦に続き、同じ相手に3連勝を飾った。
女性ファンでいっぱいになったMSGで新たな激戦が繰り広げられた。第1戦は2-1判定でテイラー、第2戦も接戦の末3-0判定でテイラーが連勝。第3戦はよりテクニックと戦術に重きを置いた展開となった。カウンターに活路を開こうとするテイラーに前2戦同様、セラノは打ち合いを望んだ。
その中で前回、バッティングで出血したことが影響したセラノはより距離を置きながら対処。中盤から引き離しをかけたテイラーが終盤8回からスパートして97-93が2者に95-95で勝利アナウンスを得た。ライト級でも4団体統一を果たしているテイラーは25勝6KO1敗。S・フライ級からS・ライト級まで制した元7階級チャンピオンのセラノは47勝31KO4敗。
同じリングのS・フェザー級4団体統一戦は全ベルトを保持するアリシア・バームガードナー(米)が挑戦者ジェニファー・ミランダ(スペイン)に3-0判定勝ち。スコアカードは98-92が2者に97-93。3回からインファイトの打ち合いで有利に進めたガードナーがフィジカルで劣りながらもスペイン人を押し切った。バームガードナーは16勝7KO1敗1無効試合。ミランダは12勝1KO1敗。
一方、S・ミドル級2団体統一戦はWBOチャンピオンのシャダシア・グリーン(米)がIBF同級チャンピオンのサバンナ・マーシャル(英)に2-1判定勝ち。実績で勝るマーシャルと無名に近いグリーンはお互いに譲らない攻防を展開。5回からペースをつかんだグリーンが8回のピンチをしのいで95-94、96-93、93-96で番狂わせを起こした。
またS・バンタム級3団体統一戦はIBF・WBOチャンピオンのエリー・スコットニー(英)がWBCチャンピオンのジャミレス・メルカド(メキシコ)に3-0判定勝ち。スタートからスピードと手数で勝ったスコットニーが100-90に98-92のスコアで快勝した。
バンタム級戦はWBA王者チェルニカ・ジョンソン(豪州)が昨年、吉田実代からベルトを獲得したIBFチャンピオンのシュレッタ・メトカーフ(米)に9回TKO勝ちし、さらに空位のWBCとWBO王座も獲得した。
