DANGANプロモーション主催の「DANGAN in 郡山 Vol. 2」が13日、福島県郡山市内のビッグパレットふくしまで行われた。メインの8回戦では日本S・バンタム級9位の二瓶竜弥(DANGAN郡山)が元ランカーの田之岡条(小熊)を相手に途中まで劣勢だったものの、終盤7回1分58秒TKOに沈めるドラマチックな逆転勝利。リング上のインタビューで地元ファンに向かって「勝って最高です。次は日本タイトルやりたい(挑戦したい)です」と宣言した。
サウスポーの技巧派田之岡は初回に左ストレートを決めて二瓶を大きく泳がせ、その後もインファイトを挑む二瓶をかわしながら試合を有利に進めた。しかし二瓶も粘り強く田之岡にプレスをかけ続け、終盤には少しずつ得意の右が決まり始めた。
そして7回の打ち合いで二瓶の右が顔面をとらえると、田之岡は片手で目を押さえながらダウン。中村主審は試合をストップし、二瓶のTKO勝ちを宣告した。
田之岡が手中にしていた勝利が消えて、小熊正二会長は渋い顔。郡山出身の小熊会長()は50年前に福島出身の初めての世界チャンピオンになった人である。
劇的な逆転KO勝ちに二瓶は赤コーナー・ポストによじのぼり勝利の喜びを爆発させた。「何が当たったか記憶していない」と二瓶は言い、トレーナーは「苦痛で倒れたのでは」と推察していた。「なかなか当てさせてくれなかったけど、4ラウンドから落ちてきて、僕のプレッシャーがかかっているんだと確信しました」と二瓶はしてやったり。
地元郡山出身の二瓶(27歳)はこれで12勝4KO3敗2分。敗れた田之岡(31歳)は16勝1KO10敗6分。
セミのバンタム級8回戦では、二瓶の同僚で日本同級13位の池上渉(DANGAN郡山)が元日本ランカーの内構拳斗(横浜光)に小差の判定負けを喫し明暗を分けた。初回にアマ経験豊富な内構の右を決められてダウンを喫した後、よく立ち直り粘り強く手を出して挽回をはかったものの、逆転はならず。
内構(25歳)はこれでプロ転向後5勝1KO2敗。池上(35歳)は11勝7KO11敗3分。
◆フェザー級6回戦
佐藤遼太(DANGAN[判定3-0]渡辺顕也(小熊)
◆ライト級4回戦
難波大輔(DANGAN郡山)[TKO3回46秒]松田翼(T&T)
◆S・バンタム級4回戦
渡邊優希也(DANGAN郡山)[引き分け]井上拓海(花形)
◆ウェルター級4回戦
佐藤慶吾(DANGAN郡山)[引き分け]ディオ・グラント(沖縄ワールドリング)
