2日のOPBF・S・フェザー級戦後に救急搬送され、急性硬膜下血腫のため緊急開頭手術を受けて経過観察中だった神足茂利さんが8日午後10時59分に死去した。28歳だった。
神足さんは初のタイトルマッチで同級王者波田大和(帝拳)とフルラウンドを戦い抜いて引き分け。王座奪取はならず、自力で控室に戻ったものの医務室で意識を失い、都内の病院に搬送された。その後開頭手術を受けていたが、意識が戻ることはなかった。
国内では一昨年暮れの日本バンタム級戦で判定負けした穴口一輝さんが試合直後に意識を失い、急性硬膜下血腫のため手術を受けて入院していたものの、昨年2月に死去した。今年5月にはIBFミニマム級戦で判定負けした元王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が試合後に意識を失って開頭手術を受け、現在も意識は回復していない。今月2日の興行で8回戦に出場した日本ライト級4位の浦川大将(帝拳)も試合後病院へ搬送中に意識を失い、緊急開頭手術を受けて現在は経過観察中となっている。
リング事故が相次ぎ、JBC(日本ボクシングコミッション)はタイトルマッチのラウンド数短縮などの緊急対応をとっている。今月12日に予定されているWBOアジアパシフィックS・フライ級戦は、従来の12回戦ではなく10回戦として開催されることになっている。
