14日、名古屋・IGアリーナのトリプル世界タイトルマッチで、先陣を切って行われたWBA世界ミニマム級王座決定12回戦は、2位の松本流星(帝拳)が1位の高田勇仁(ライオンズ)に5回1分26秒負傷判定勝利(50ー46、50ー45、50ー45)。新チャンピオンとなった。

フットワークを使いサークリングする高田に対し、サウスポーの松本はじりじりと間合いを詰めて、鋭い左ストレートをヒット。間合いが詰まると高田は左右ボディーを打つ作戦だ。
2回、右ボディーアッパーから入る高田が顔面へのアッパーを打つ際に、松本は右フックを合わせてバランスを崩させる。だが高田は慌てず上体を左右に揺すり、松本を迎え打つ。
松本の左ストレートに対し、高田は左フックを合わせにかかる。だが、松本は攻撃からステップバックする防御への切り替えが速く、高田に的を絞らせない。
5回、高田が自ら距離を詰めての攻撃態勢に入ると、互いに奥の手のアッパーを打ちに踏み込んだ際、アクシデントが起こった。松本の頭が高田の額を突き上げる形となって高田が倒れた。出血とダメージがひどく、レフェリーが即、試合を止めて負傷判定に持ち込まれた。
松本(27歳)は7勝4KO。意識はあるものの、ストレッチャーで退場となった高田(27歳)は16勝6KO9敗3分。