現地時間13日、メキシコシティのグスタボ・マデロ市庁舎講堂にてIBF世界バンタム級王座決定戦が行われ、同級3位のホセ・サラス・レイジェス(メキシコ/116.2ポンド)と同級4位ランディ・ンゲイケ(南アフリカ/116.2ポンド)が対戦し、7ラウンドTKOで地元のサラス・レイジェスが新王者となった。
前日計量を約820グラム軽くクリアした両者による対戦は前王者の中谷潤人(M.T)が返上した王座の決定戦。サウスポーのサラスは右をポンポンと出しながら軽快な動きでいいスタートを切るが、若干硬さの見えるンゲイケも返すパンチにパワーを感じさせる。
序盤はサラスがペースを握るもののンゲイケのボディーも時折いい角度でヒット。徐々にプレッシャーを増すンゲイケに対し、中盤はリングを広く使いながらかわし、手数でペースを渡すまいとするサラスは6ラウンドに左ボディーアッパーを好打すると、ンゲイケの動きが一瞬止まる。
7ラウンドに入り、スタミナ切れかンゲイケの反応が鈍りはじめ、サラスの左をポンポンと食い始めた。迎えた1分過ぎ、左ストレートでンゲイケの顔を跳ね上げたサラスがペースアップ。コーナーに詰め連打を浴びせると、ンゲイケはブロックで防ぐのみとなったところを、やや早めのレフェリーストップで幕切れとなった。
23歳のサラス・レイジェスは17戦全勝11KO。サウスポー相手では力が出せなかったか、30歳のンゲイケは16勝8KO2敗1分とし、世界初挑戦は涙を呑んだ。
