ビッグニュースが飛び込んできた。5階級制覇王者で、S・ライト級、ウェルター級、S・ミドル級で4団体統一王者に輝いたテレンス・クロフォード(米)がユーチューブチャンネルを通じて現役引退をアナウンスした。クロフォード(38)は現在S・ミドル級3団体統一王者に君臨している。
クロフォードはプロデビュー6年目でリッキー・バーンズ(英)を下してWBOライト級王座に就き、2度防衛後S・ライト級へ転向。WBOタイトルを獲得後WBC王座を吸収。ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)との4団体統一戦でKO勝ちしてウェルター級へ進出した。ジェフ・ホーン(豪州)をストップしてWBO王者となり、アミール・カーン、エギディウス・カバリアウスカス、ケル・ブルック、ショーン・ポーターをことごとくストップして防衛に成功。3団体王者エロール・スペンスJr(米)との統一戦で圧勝し2階級で4団体統一を果たした。
さらにS・ウェルター級でWBA王座を獲得し、9月ラスベガスでS・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)へ挑戦。3-0判定勝ちでメガファイトを制し、ここでも4団体統一王者に輝いた。カネロ戦が締結した後、「もしかしたらラストファイトになるかもしれない」とほのめかしていたが、それが現実となってしまった。グローブを吊るす理由として「もう証明するものがなくなった」とクロフォードは語っているが――。
今月初め、クロフォードはWBC王座をはく奪されており、WBCは上位のクリスチャン・エンビリ(フランス/カナダ)とハムザ・シェラーズ(英)による王座決定戦をオーダー。他の3団体も空位となる王座の決定戦を通達する動きを見せている。
