rscが長谷川応援オリジナルグッズを発売
2014年4月22日 18時06分
2014年4月22日 17時38分
23日大阪城ホールで行われるダブル世界タイトルマッチの計量が22日午後、大阪市内のホテルであり、出場4選手はいずれもリミット内で難関をパスした。
WBC世界バンタム級戦のチャンピオン山中慎介(帝拳)はリミットいっぱいの53.5キロ。対して挑戦者同級3位シュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)は53.1キロ。IBF世界S・バンタム級は王者キコ・マルティネス(スペイン)が54.9キロに対して、挑戦者13位の長谷川穂積(真正)はリミットの55.3キロを計測した。
5連続KO防衛をかけて6度目の防衛戦に臨む山中は「万全です。試合が楽しみ」と笑顔を見せた。さらに「相手は気持ちが強い選手だと思う。まずは気持ちで負けないようにしたい」とした上で、「自分のボクシングで強さを証明したい。KOは意識しています」とあくまで力強かった。
バンタム、フェザーの世界を制して今度1階級落として3階級目を狙う長谷川は減量もきつかったようだが、計量後「やることやって、ここまできた。最後はきつかったけれど、いい状態を作れたので、明日は思い切り暴れるだけ」「結果がついてきてくれれば一番」と、ボクシング人生の集大成の試合と位置付けるマルティネス戦に準備OKとアピールした。
なお計量後、昨日立会人の到着遅れで延期になっていたIBF戦の調印式とルール会議が行われ、マルティネス、長谷川の両陣営のマネジャーらが出席して、念入りに世界戦規則の確認が行われた。IBFはルールにより試合当日計量も実施し、マルティネス、長谷川がそれぞれS・バンタムのリミット122ポンドから増量分が10ポンド以内と義務づけられている。明日朝8時の計量でこれをオーバーすると、2時間の猶予が与えられるが、この間に落とさないと、王者はタイトルをはく奪され、挑戦者は失格となり勝ってもチャンピオンになれない。
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