カバジェロvsゲレロ弟プレゼン、IBFバンタム級戦
2015年1月24日 19時32分
2015年1月24日 16時18分
日本王者と最強挑戦者が対戦する2015年のチャンピオンカーニバルの対戦カードと日程が23日の年間優秀選手表彰式で正式に発表された。今季は2月9日の日本S・フェザー級タイトルマッチで開幕し、4月30日の角海老宝石勢トリプルタイトルマッチまで続く。今年はどんな名勝負が生まれるのか。全対戦カードを紹介する(S・フライ級のみ日程未定)。
◇2月9日(東京・後楽園ホール)
日本S・フェザー級タイトルマッチ
C内藤律樹(E&Jカシアス)vs伊藤雅雪(伴流)
元日本・東洋ミドル級王者のカシアス内藤会長を父に持つサウスポー内藤が、同じく無敗のホープ伊藤を迎えて3度目の防衛戦。今季チャンピオンカーニバル注目のスピードスター対決。
◇3月5日(東京・後楽園ホール)
日本フェザー級タイトルマッチ
C細野悟(大橋)vs福原力也(ワタナベ)
4度目の世界挑戦を目指す細野が、元日本S・バンタム級王者の福原とV2戦。細野が世界に大手をかけるか、けがに泣かされたベテラン福原が完全復活を遂げるか。ともに強打が武器の実力者対決は必見。
◇3月7日(東京・後楽園ホール)
日本S・ライト級タイトルマッチ
C岡田博喜(角海老宝石)vs外園隼人(帝拳)
昨年プロ8戦目でタイトルを獲得した岡田のV2戦。スタイリッシュなボクシングが売りの岡田はここ数戦でたくましさもアップ。13年4月、小原佳太(三迫)にTKO負けして以来2度目のタイトル挑戦となる外園は背水の陣で岡田に挑む。
日本ウェルター級タイトルマッチ
C高山樹延(角海老宝石)vs新藤寛之(宮田)
2012年にタイトルを獲得した高山は5度目の防衛戦。タイトル初挑戦の長身サウスポー新藤とは08年の東日本新人王決勝戦で対戦し、最後までつかまえ切れずに小差判定勝ち。今回は日本V4のキャリアがものを言うか。両者の6年間が試される一戦。
◇3月26日(東京・後楽園ホール)
日本ミニマム級タイトルマッチ
C大平剛(花形)vs岨野豊(T&T)
昨年大みそかに高山勝成(仲里)と世界タイトルを争った大平が再起戦で3度目の防衛戦に臨む。世界戦では敗れはしたものの、序盤は持ち前の変則スタイルで高山を苦しめた。タイトル初挑戦の岨野はジム初の日本王者を目指す。
日本・東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ
C柴田明雄(ワタナベ)vs秋山泰幸(ヨネクラ)
柴田は日本3度目、OPBF4度目の防衛戦。2013年に村田諒太(帝拳)に敗れて以降は「倒すボクシング」を標榜し、前回防衛戦では淵上誠(八王子中屋)に12回TKO勝ち。今回もKOを狙う。秋山は35歳にしてタイトル初挑戦。失うものはないのが強み。
◇4月4日(東京・後楽園ホール)
日本L・フライ級タイトルマッチ
C木村悠(帝拳)vs小野心(ワタナベ)
木村は3度目の防衛戦。元全日本アマ王者らしく堅実なテクニックを武器に少しずつ力強さも増してきた。昨年5月、高山との世界戦で善戦したサウスポー小野には正念場となる一戦。勝者が世界タイトル挑戦に大きく一歩を踏み出す。
◇4月8日(東京・後楽園ホール)
日本フライ級タイトルマッチ
C村中優(フラッシュ赤羽)vs林徹磨(セレス)
昨年のチャンピオンカーニバルMVP村中が林を迎えてV3戦。世界ランクに長く名を連ねる村中には、そろそろ世界の声がかかってもおかしくない。12年4月、粉川拓也(宮田)に敗れて以来の日本タイトル挑戦となる林は満を持して村中撃破に挑む。
◇4月13日(東京・後楽園ホール)
日本バンタム級タイトルマッチ
C益田健太郎(新日本木村)vs大森将平(ウォズ)
昨年タイトルを獲得、2度の防衛も成功させて才能を開花させた益田と、世界ランカーのクリスチャン・エスキベル(メキシコ)にKO勝ちしてブレイクのサウスポー大森が激突。「チャンピオンには悪いが通過点」と言い切る無敗の大森に益田が立ちはだかる好カード。
◇4月19日(大阪・住吉区民センター)
日本S・ウェルター級タイトルマッチ
C野中悠樹(渥美)vs細川貴之(六島)
野中と細川のサウスポー新旧王者対決。野中は初防衛戦で不利予想を覆してチャーリー太田(八王子中屋)に競り勝った。昨年けがでタイトルを返上した細川はタイでIBFアジア王座を獲得するなど上り調子。両者ともに「勝って世界へ」と息巻く世界ランカー対決。
◇4月30日(東京・後楽園ホール)
日本ライト級王座決定戦
1位・徳永幸大(ウォズ)vs2位・杉崎由夜(角海老宝石)
7度防衛した加藤善孝(角海老宝石)のタイトル返上による決定戦。堅実に試合を組み立てる徳永と、安定感には欠けるものの一瞬のスピードが売りの杉崎。互いにこの一戦を突破すればブレイクの可能性あり。
日本S・バンタム級タイトルマッチ
C小國以載(角海老宝石)vs古橋岳也(川崎新田)
石本康隆(帝拳)との王座決定戦を制した小國の初防衛戦。元OPBF王者でもある小國はテクニック、経験値で挑戦者を上回る。古橋は昨年、大竹秀典(金子)への挑戦が決まりながら、大竹のけがで初挑戦が消滅。待ちに待ったタイトル初挑戦。
日本ヘビー級タイトルマッチ
C藤本京太郎(角海老宝石)vs石田順裕(グリーンツダ)
昨年4月の対戦は藤本の小差判定勝ち。タイトルマッチに舞台を移しての再戦だ。スピードとテクニックは元WBA・S・ウェルター級暫定王者の石田が上だが、転向1年でどこまでヘビー級に適応したかが見もの。チャンピオンカーニバルのトリを飾るにふさわしい最重量級対決。
◇4月中(場所未定)
日本S・フライ級タイトルマッチ
C石田匠(井岡)vs江藤大喜(白井・具志堅S)
スタイリッシュなアウトボクサー石田が2度目の防衛戦。江藤が日本王座決定戦で敗れた戸部洋平(三迫)からタイトルを奪取したのが石田だ。ディフェンスのいい石田が好戦的な江藤をどう料理するのか、逆に江藤がどう石田をつかまえるのかに注目の“イケメン対決”。
2024年12月10日 5時25分
2024年12月9日 8時39分
2024年12月9日 1時47分
2024年12月9日 1時33分
2024年12月8日 18時37分
2024年12月8日 17時03分