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高山勝成が近大でスパーリング

2015年4月6日 22時26分

 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦(22日・大阪府立体育会館)で初防衛を目指す王者の高山勝成(仲里)が6日、東大阪市の近大ボクシング部で練習、部員3人と気合いのこもったスパーリングを行った。

長身選手を相手にスパーリングをする高山(左)

 昨年の大みそかにIBF・WBO世界ミニマム級のダブル王座決定12回戦で大平剛(花形)を7回TKOで下し、悲願だった4団体制覇を達成した高山は、WBOのタイトルは返上してIBF世界L・フライ級8位のファーラン・サックリンJr(タイ)の挑戦を受ける。高山は暫定王者だったWBAのタイトルを正規のタイトルにしたいと現王者、エッキー・バドラー(南アフリカ)との統一王座戦を熱望しているが、実現しない場合は1階級上げてL・フライ級での王者を目指している。今回の防衛戦は、L・フライ級で戦っているサックリンJrで、勝てば階級を上げて戦う自信にもつながる。

 今回の防衛戦に備えての調整は目の上の古傷がこれ以上悪化しないようスパーリングを少なめにメニューを組んでいる。近大ではサックリンJrに似たアップライトの構えの長身の部員にスパーリング相手を務めてもらった。高山はフットワークに重点を置き、鋭いパンチはそれほど繰り出さなかったが、部員たちの激しい攻撃を9ラウンド受けたため、全身汗だくだった。

 高山は「久しぶりの実戦形式で、いいトレーニングができました。離れたり、くっついたりを意識して動きました。基礎の動きができることはきょうのスパーリングで確認できました。ジムワークもきっちりこなして4月22日を迎えたい」と落ち着いて話した。高山は7日午後6時から大阪市大正区の仲里ジムで公開練習を行い、近大にはあと2回スパーリングなど練習に訪れるそうだ。

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