ガルシアがSL級対決判定勝ち、ミドル級はドロー
2015年4月12日 12時48分
2015年4月12日 0時40分
天国の息子のために絶対勝つ─。WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(16日・大阪府立体育会館)で王者、山中慎介(32=帝拳)に挑戦する同級7位ディエゴ・サンティリャン(27=アルゼンチン)が11日、大阪市都島区の大阪帝拳ジムで練習を公開。4年前に亡くなった3歳の1人息子の写真をプリントしたTシャツで軽快に動き回った。
サンティリャンの長男、ギジェルモ君は脳に細菌が入り、手当てのかいなく亡くなった。「私にとって天使の存在。私に力をくれているし、アルゼンチンに必ずタイトルを持って帰る」と同行した妻マレナさん(28)とともに必勝を宣言した。
サンティリャンはアマで44勝30KO1敗、プロで23勝15KO無敗の決して侮れない相手だ。8度目の防衛を目指す山中の印象を聞かれると、「山中はチャンピオンだが、僕もアルゼンチン、南米など4つのタイトルを持っているチャンピオンだ」と強気の発言。山中の代名詞「神の手」を知っているかの問いには、「神の手は1986年のW杯で左手を使ってゴールしたマラドーナの神の手のことしか知らない」と笑顔で答えた。
前日に大阪に着いたばかりだが、30分間、シャドー、ミット打ち、サンドバッグのメニューを機敏にこなした。「私は自分の仕事をするだけ。KOになるか、判定になるか、いずれにしても山中に勝つのが目的だ」と語った。
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