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34歳翁長が7連勝マーク、倒し屋小谷は12度目のKO

2015年4月12日 20時24分

 今年の初の沖縄のリングでベテランの翁長吾央(大橋)がKO勝ち。12日ネーブルカデナ(沖縄・嘉手納町)で行われた琉球ジム主催の「2015琉球拳闘伝」で、セミの8回戦に出場した翁長(IBF・S・フライ級12位)は、タイのセーンゲン・サックナロンから計3度のダウンを奪い、3回1分37秒KO勝ちした。

7連勝で世界挑戦をアピールした翁長(右)

 サウスポー翁長は、手数の少ないタイ選手に立ち上がりからプレッシャーをかけ続け、相手の右にすぐ反応して得意の左ストレートを狙い打ち。これで2回にダウンを奪うと、3回にもやはり左ストレートで倒し、10カウント勝ちした。

 勝って当然の相手ではあったが、安定した試合運びで技術の差をみせつけた。これで2012年に帝里木下と日本タイトルを争い1-2判定負けを喫した後7連勝と好調。試合後地元ファンに向けて「照準は世界。年齢は34歳ですが、このトシで世界を獲ることに価値がある」と前向き発言。海外での世界挑戦を目指すという。翁長はこれで24勝17KO2敗2分。

剛腕健在でOPBFタイトル挑戦をアピールの小谷(右)

 メインイベント、S・フェザー級8回戦には、沖縄の倒し屋こと東洋太平洋S・フェザー級8位小谷将寿(琉球)が登場。タイフェザー級3位ノン・シットサイトーン(タイ)に3回1分22秒KOで破り、これで16勝12KO2敗。

 試合は“沖縄のタイソン”小谷のワンマンショーとなった。初回終了直前に右ストレートでダウンを奪うと、2回にも同じパンチでダウン。ノンも立ち上がり3回に進んだが、最後は小谷の左アッパーをボディーに決められ、この試合3度目のダウン。そのまま10カウントを数えられた。

 内山挑戦が決まったジョムトーンの返上で空位となったOPBF・S・フェザー級級王座に挑みたいとファンにアピール。仲井真重次・琉球ジム会長も「年内にやらせたいね」と語った。なおこの日もうひとつの8回戦は、琉球ジム所属の琉球ダド・キャビントイがタイのノーランカー、プラユック・サックナロンを倒し、3回2分31秒TKO勝ちしている。

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