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山中慎介とサンティリャンが予備検診

2015年4月13日 18時54分

 WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(16日・大阪府立体育会館)の予備検診が13日、大阪市都島区の大阪帝拳ジムで行われた。王者の山中慎介(32=帝拳)、挑戦者の同級7位ディエゴ・サンティリャン(27=アルゼンチン)はともに減量などでの脱水症状もなく、万全の体調と診断された。161センチと身長で10センチも下回るサンティリアンだが、リーチは175.5センチと山中と同じ、胸囲も95センチと山中を7センチ上回り、頑健さを印象づけた。

検診を受ける山中、後ろがサンティリャン

 検診を終えた山中は「コンディションはよすぎるぐらい。当日まで気を抜かないで、維持したい。サンティリャンのビデオは見ている。身長が低いから胸囲が厚いのは当然。低い相手とは前回も対戦しているし、経験を生かしたい。まず当ててから、考えていきます」とV8に向けて余裕の口ぶり。前日、大阪いりしてホテル近くを歩いて、名物カレーが評判の老舗「自由軒」を見つけたそうで、「勝ってカレーで祝います」と口も滑らかだった。

 サンティリャンは「落ち着いているし、心は安定している。チャンピオンより数値的にまさっている。これまで身長の高い相手と戦ってきて、いい結果がついてきているし、気にはしていない。22日をグレートな日にして、ベルトをアルゼンチンに持って帰るだけだ」としっかりした受け答え。サンティリャンはプロデビュー数戦で国内王者に就いた時、だれも存在を知らなかったことから、「ファンタスマ(幽霊)」とニックネームを付けられているが、「日本のリングでもファンタスマが現れるだろう」とタイトル獲得に自信をのぞかせた。主な検診結果は以下の通り。

     山中    サンティリアン
身長  171.0cm 161.0cm
首周り 36.0cm  35.0cm
胸囲  88.0cm  95.0cm
リーチ 175.0cm 175.5cm

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