細野悟が判定V3、八重樫は世界再挑戦アピール
2015年8月20日 20時50分
2015年8月20日 16時04分
明日21日、東京・後楽園ホールでゴングとなる「ダイナマイトパンチ」の前日計量が20日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた。注目のメインイベント、S・フェザー級10回戦で対戦する元同級日本王者の金子大樹(横浜光=日本2位)と元同級OPBF王者の仲村正男(渥美=日本10位)はともにリミットの58.9キロでパスした。
金子(21勝14KO4敗3分)は1月にOPBF王者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)に挑戦して敗北。再起戦でいきなり強打の仲村を迎え撃つ金子は「作戦を立てて、やるべきことはやってきたという自信がある」とコメント。13年大みそかの内山高志(ワタナベ)戦に続く世界挑戦を目論んでおり「きれいな試合をするつもりはない。気持ちを前面に出して勝ちをもぎ取りたい」と必勝を誓った。
一方の仲村(19勝19KO3敗)は昨年自身初の連敗を喫し再建の途上にある。この試合に向けて約1ヵ月間のアメリカ合宿を張り、元IBF世界ライト級王者ミゲール・バスケス(メキシコ)らとスパーリングを積んで実力アップに努めた。「アメリカでは精神的にも鍛えられた。慎重に戦って、中盤くらいから勝負をかけたい」とこちらも金子をステップに再びトップ戦線に浮上する構えだ。
セミでは元キックボクシング世界王者の久保賢司(角海老宝石=5勝2KO3敗1分)と昨年の全日本新人王の高橋竜平(横浜光=6勝1敗1分)が対戦する。この試合に敗れたら引退を公言している久保は「今までは盛り上がる試合がしたいと思い、思い切り打たれてしまった。今回は勝ちにこだわる」とまだまだ引退はしない決意を示した。
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