WBCが最新10月度ランキングを発表。日本勢は日本S･フェザー級1位の尾川堅一（帝拳＝写真）が同級13位に初めてランク入りした。

　尾川は9月22日、同門の世界チャンピオン山中慎介の前座で、WBC12位だったデイビ・フリオ・バッサ（コロンビア）と対戦。最終10回KO勝ちで世界ランカーから勝利をもぎ取った。またバンタム級王者の山中に1-2判定で惜しくも敗れたアンセルモ・モレノ（パナマ）のランクは2位に据え置かれた。

　月間最優秀選手は、ヘビー級タイトルの2度目の防衛に成功したデオンタイ・ワイルダー（米）。来日経験のあるヨハン・デュオパ（フランス）を地元アラバマ州に迎えて11回TKO勝ち。S･ライト級王座決定戦でルーカス・マティセー（アルゼンチン）を10回TKOで下して新チャンピオンに輝いたビクトル・ポストル（ウクライナ）が次点に選ばれた。