18歳の加納陸、世界ランカーのピグミーに勝利
2015年12月27日 23時34分
2015年12月27日 23時22分
「京都のライバル対決」として注目された日本L・フライ級タイトルマッチは27日、大山崎町体育館(京都府郡大山崎町)で行われ、挑戦者でWBC同級ユース王者(日本1位)の拳四朗(BMB)が、地元出身の王者・堀川謙一(SFマキ)を3-0判定で破り、新チャンピオンとなった。堀川(35)は9月にプロ15年目で獲得したベルトの初防衛に失敗。拳四朗(23)はプロ転向して6戦目(全勝3KO)で日本王座獲得。
試合は拳四朗が好スタートを切り、ジャブを多用しながら右ストレートをカウンター。元アマ国体王者らしくテクニックで堀川をしのいでいた。一方のチャンピオンも次第にプレスを強めしきりにボディーを攻めたが、ペースを奪うまでには至らない。7回には拳四朗が一転してインファイトに出て左右の連打でチャンピオンを圧倒した。終盤は堀川も必死に追い上げ混戦模様に。拳四朗もこれまでになく被弾し、パンチの的中率も悪くなったが、それでも主導権を手放すことなく試合終了。スコアは98-93×2、97-93で全ジャッジが新王者誕生を支持していた。
喜びの拳四朗は「堀川さんはすごく強かった」と相手を称えた上で、「京都からまだ世界チャンピオンが出ていないんで、僕が第一号になります」と、早くも次の目標を口にしていた。この日セコンドについた寺地永会長は元日本ミドル級、OPBF・L・ヘビー級王者。国内では野口進・恭、カシアス内藤・律樹に続く親子日本王者となった。
一方堀川は完敗を認め「パンチもスタミナもあるし、すべて揃っている」と勝者を称えた。 プロ15年目でタイトルを獲得した堀川は「今年中に引退」を口にしてきたが、試合後「気持ちは変わりません。(第二の人生で)ゼロから頑張ります」と語り、改めて引退の意向を表明した。
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