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OPBF情報-韓国のS・ライト級戦でニセ挑戦者!?

2009年6月11日 13時57分

○…S・ライト級チャンピオン金正範(韓国)は5月18日、韓国・チェジュ島で1年7ヶ月ぶりの防衛戦を行い、シントートン・フルオライドジム(タイ)を初回KOに下して6度目の防衛に成功しているが、挑戦者がシントートンとは別人だった疑惑が噴出。6月発表の新ランキングでも金の防衛回数の横に“調査”の注釈が付いている。
 この試合はWBCのホセ・スレイマン会長も観戦しており、いわば御前試合での失態。事態を重く見たOPBF本部はKBC(韓国ボクシングコミッション)とタイ側の調査に乗り出した。もし挑戦者がシントートンとは別人と判明した場合、防衛戦の認定は取り消される。 2001年にも、王者・佐竹政一に挑んだシントン・ナノンタチャイ(タイ)が実は別の選手だったという替え玉事件があり、関係者が処分されている。
○…交通事故で首を痛め3月の防衛戦をキャンセルしたL・フライ級チャンピオン和田峰幸生(筑豊)は、その後も症状が改善せず防衛戦がしばらくできないとして、暫定王座を設けることになった。当初和田峰に挑戦する予定だった家住勝彦(レイS=1位)が7月16日後楽園ホールで2位山中力(帝拳)と王座決定戦。山中は日本タイトル挑戦権獲得トーナメント“最強後楽園”出場予定だったがこちらはキャンセルしている。
○…佐藤幸治が世界挑戦のため返上して空位となっていたミドル級は、2位鈴木哲也(進光)と3位呉必勝(韓国)の間で王座決定戦。8月2日大阪で開催される。 

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