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レベデフが2回TKO勝ち、クルーザー級王座統一

2016年5月22日 10時27分

 ロシア・モスクワで21日(日本時間22日)行われた世界クルーザー級統一戦は、WBA“スーパー”王者デニス・レベデフ(ロシア=写真)がIBF王者ビクトル・ラミレス(アルゼンチン)に2回1分57秒TKO勝ち。2本のベルトホルダーになった。

 初回“タイソン”の異名を持つラミレスが突進を繰り返し、サウスポーのレベデフは迎撃の態勢。ロシア人の左アッパーが2度ほどラミレスのガードを破ったが、これがフィナーレの伏線だった。2回、左アッパーでのけ反ったラミレスをコーナーへ詰めたレベデフは左連打で追撃。IBF王者はたまらず尻もちをつく。カウント後、ロシア人の猛攻でラミレスは背中を向けるような仕種。ここは続行されたが、ロープに詰まって乱打を浴びると、スティーブ・スモーガー主審が割って入った。

 チーフセコンドのフレディ・ローチ・トレーナーを抱き上げて喜びを表したレベデフは29勝22KO2敗。ラミレスは22勝17KO3敗1分。

 同じリングのWBA・L・ヘビー級暫定王座戦は、挑戦者ディミトリ・ビボル(ロシア)がWBA1位で暫定王者のフェリックス・バレラ(ドミニカ共和国)に3-0判定勝ちで戴冠。スコアは119-107×2、116-111。またクルーザー級の強打者ディミトリ・クドルヤショフ(ロシア=WBA10位)がフリオ・ドス・サントス(ブラジル)に4回1分48秒TKO勝ちで戦績を19勝19KO1敗とした。

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