日本ミニマム級王者の福原辰弥（本田フィットネス＝写真左）が9月19日、フードパル熊本に同級6位の小野心（ワタナベ＝写真右）を迎えて2度目の防衛戦を行うことになった。

　17勝6KO4敗5分のサウスポー福原は昨年11月の王座決定戦で山本浩也（全日本パブリック）を下して王座を獲得。今年3月の初防衛戦ではWBO1位にランクされていた榮拓海（折尾）との九州対決を制した。福原は現在、WBA5位、IBF3位、WBO3位にランクされている。

　同じくサウスポーの小野は2013年にOPBF･L･フライ級王座を獲得し、けがもあって同王座を返上。14年5月にはIBF世界ミニマム級王者だった高山勝成（仲里）に挑戦して判定負け。昨年9月の日本L･フライ級王座決定戦では堀川謙一（SFマキ）に7回TKOで敗れた。33歳の小野にとってはラストチャンスになるかもしれない。

　当日は二部興行。昼の部は、西部日本と中日本の新人王対抗戦となる。九州地区で二部興行が開催されるのは久しぶりのこと。