IBF世界S･バンタム級3位の岩佐亮佑（セレス＝写真）が11月19日、米ニューヨークで同級8位ルイス・ロサ（米）とIBF同級挑戦者決定戦を行うことに決まった。セレスジムがブログでアナウンスした。勝者が7月に日本で和氣慎吾（古口）との王座決定戦を制し、王者となったジョナタン・グスマン（ドミニカ共和国）への指名挑戦権を得る。試合会場などは明らかになっていない。

　これまでに日本とOPBFのバンタム級王座を獲得している岩佐は昨年6月、英国でリー・ハスキンス（英）とIBFバンタム級暫定王座決定戦に挑み6回TKO負け。再起後はクラスを上げて3連勝。7月にはIBFフェザー級10位のパトムシット・パトムポン（タイ）に快勝し、世界再挑戦をアピールしていた。

　プエルトリコ出身のロサはボックスレクによると22勝10KO2無効試合という戦績。直近の試合は今年6月で、元世界ランカーでWBAバンタム級暫定王座に挑戦経験のあるルイス・イノホサ（ドミニカ共和国）と対戦。初回の猛攻でKO勝利を飾ったかに見えたが、判定は偶然のバッティングで無効試合となった。