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ポベトキンまた薬物検査陽性、WBC暫定戦は中止

2016年12月18日 1時56分

 17日(日本時間18日)ロシアのエカテリンブルクで予定されていたWBCヘビー級暫定王座決定戦は、試合前に1位アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)がドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たことが判明。試合は中止となった。

 海外メディアの報道によると、VADA(ボランティア反ドーピング機構)が6日に実施したドーピング検査で、ポベトキンのサンプルから禁止薬物のオスタリンが検出されたことが試合前日の夜になって判明。WBCがVADAから連絡を受けて事実を明らかにし、試合が行われても、それを暫定王座戦と認定しないと決めた。

 これを受けてスタイバーンは「もしこの試合はWBCが認めたとしても戦う理由がない。私はポベトキンの行動に失望している。WBCが私を指名挑戦者とすることを希望する」とコメント。プロモーターのワールド・オブ・ボクシングは、スタイバーンの代役探しに奔走した。

 ポベトキンは4月のドーピング検査で禁止薬物のメルドニウムが検出され、7月のWBC王者デオンタイ・ワイルダー(米)を流した。このときポベトキン陣営は、検出量が微量であり、メルドニウムが禁止となった今年1月以降は使っていないと主張。WBCは推移を見守ることとし、今回の試合を認めたが、今後はより厳し態度が求められそうだ。

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