5.13香港vs日本 後藤あゆみ&木村翔らが出場
2017年4月14日 23時42分
2017年4月14日 22時57分
WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦(23日・エディオンアリーナ大阪)で5度目の防衛を目指すチャンピオン、井岡一翔(28=井岡)が14日、大阪市浪速区の井岡ジムで練習を公開した。
挑戦者の同級2位、ノクノイ・シットパラサ-ト(30=タイ)は世界初挑戦だが、タイ国内で61連勝中という気の抜けない相手。勝てば具志堅用高氏(61)が持つ世界戦14勝の日本記録に並ぶ。「並ぶだけでは意味がない。超えられるよう、格の違いをみせ倒します」と世界戦4連続KO防衛を誓った。
「唯一無二の記憶に残るボクサーになる」が井岡の目標。このために、しっかり練習を続け、スパーリングは来週18日までに計100ラウンドをこなす予定。昨年の大みそかの防衛戦は2回、タイ人の挑戦者の右を受け、世界戦初のダウンを喫した。
「油断もあった。打たせないで打つのが僕のボクシング。今回の相手もパワーヒッターなので、ディフェンスを最大課題に練習に取り組んできた」と語り、「スピードとコンビネーションパンチで圧倒したい。試合を見ていただいたみなさんに衝撃を与えたい」とKO防衛を公約に掲げた。
公開練習では同門のOPBFランカー、パブロ・カリージョと5ラウンド打ち合った。ジャブで細かく距離を保ち、カリージョが打ってくると右ボディアッパーを突き上げるなど、切れのいい動きを見せた。
父の井岡一法・井岡ジム会長は「一翔は攻防どちらも進化している。秋か、大みそかにWBOとの統一王座戦を考えており、世界2位相手に内容の濃い試合をして、交渉を進めていきたい」と語った。
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