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帝里木下が豪でIBF王座に挑戦、7.2パッキャオの前座

2017年6月8日 23時25分

 千里馬神戸ジムの千里馬啓徳会長は8日、神戸市役所記者クラブで会見、所属のIBF世界S・フライ級3位、帝里木下(31)が7月2日、オーストラリア・ブリスベンで同級王者、ジェルウィン・アンカハス(25=フィリピン)に挑戦すると発表した。

世界再挑戦が決まった帝里「3年前より成長した」

 同日のメインは主要4団体で6階級制覇したWBO世界ウェルター級王者、マニー・パッキャオ(フィリピン)の初防衛戦で、同級1位、ジェフ・ホーン(オーストラリア)の挑戦を受ける。会場のサンコープスタジアムはラグビーワールドカップなどが開催された5万5000人収容のビッグスケールだ。

 龍谷大からプロ入りした帝里は日本S・フライ級タイトルを5度防衛。20勝無敗で14年7月、亀田大毅が返上したIBF世界S・フライ級王座をゾラニ・テテ(南アフリカ)と争ったが12回判定で敗れ、今回が2度目の世界挑戦となる。

ふがいない世界初挑戦から精神力磨く

「3年前のチャレンジはふがいなかった。初めて負けて、そこから精神力を磨いてきた。初の海外試合ですが、しっかりコンディションをつくって、大きな会場、多くの観衆の前で力を出し切る」と意欲を示した。

 王者のアンカハスは26勝17KO1敗1分のサウスポー。パッキャオのMPプロモーション支配下の選手で、今回が2度目の防衛戦。帝里は今年1月、アンカハスがタイトルを奪った前王者、マックジョー・アローヨ(プエルトリコ)と挑戦者決定戦を行う予定だったが、アローヨ側の都合で試合がキャンセル。1、2位が空位のため最上位の帝里が指名挑戦権を獲得した。

 千里馬会長は「試合の交渉に手間取ったが、今月26日に出発して、帝里を現地の環境に慣れてさせ、いい状態でリングに上がらせる。ブリスベンは神戸市と姉妹都市。神戸を存分にアピールしてきたい」と必勝を誓った。

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