前日本フェザー級チャンピオンの林翔太（畑中）が26日、フィリピンのボホール島でWBO同級2位マーク・マグサヨ（比）と対戦し0-3判定で敗れた。スコアは116-112×3。試合はマグサヨの持つWBOインターナショナル王座がかけられた。

　林はジムメイトの世界王者である田中恒成、ホープの畑中建人らと20日に現地入り。30歳の誕生日となった24日は、日本食レストランで盛大な祝福を受けるなどチームのサポートを受けたが、金星獲得はならなかった。

　マグサヨは18勝13KOで無敗をキープ。初の海外遠征で敗れた林は30勝18KO7敗1分となった。

　同じリングでは来日経験も多い元OPBFフライ級王者ロッキー・フエンテス、元OPBF･S･バンタム級王者ロリ・ガスカもそれぞれ6回戦に出場。フエンテスは昨年大みそか、大森将平（ウォズ）に敗れて以来のリングで勝利。ガスカも勝って連敗から脱出した。