WBC・SF級王者シーサケット、無冠戦で初回TKO勝ち
2018年7月22日 15時49分
2018年7月22日 11時02分
21日(日本時間22日)モスクワのオリンピスキー・スタシアムで挙行されたクルーザー級4冠統一戦兼賞金トーナメント「WBSS」(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)決勝は、WBO&WBC王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がIBF&WBA王者ムラト・ガシエフ(ロシア)に12ラウンド3-0判定勝ち。イベンダー・ホリフィールド(米)以来となるクルーザー級の全ベルトを統一した。
ロンドン五輪ヘビー級金メダリストのウシクがサウスポーから右ジャブをまんべんなく突いてスタート。ウシクはステップワーク、アングル取りが秀逸で、ラウンドを重ねても動きが全く衰えない。
4回終了間際に右を返して会場を沸かせたガシエフだが、以後もウクライナ人のアウトボクシングが支配。ジャブでガシエフのインサイドへの侵入を阻み、左右コンビネーションでリードを広げる。
右強打に頼るガシエフはウシクに動きを読まれ、手数もクリーンヒットも少ない。9回、コンスタントなアタックで圧倒したウシクに、ロシア人は左目尻が腫れ出す。終盤もジャブとコンビネーションを基調としたウシクの前にガシエフの強打は空転。そのままウシクが押し切り終了ゴング。
公式スコアは120-108、119-109×2と大差でウシクが支持された。無敗対決を制したウシクは15勝11KO無敗。ガシエフは26勝19KO1敗。WBSSの優勝者に与えられる「モハメド・アリ・トロフィー」がアリ氏の未亡人、ロニー・アリさんからウシクに授与された。
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