カーンは大差判定勝ち、パッキャオ戦アピール
2018年9月9日 10時19分
2018年9月9日 8時51分
一連の騒動で山根明会長が辞任し理事全員が辞表を出していた一般社団法人日本ボクシング連盟は8日東京都内で臨時総会を開き、新理事29人を選出。その後開いた理事会で空席だった会長に内田貞信氏を新たに選んだ。
内田氏は45歳。近畿大学ボクシング部OBで、現宮崎県連盟会長。今回の山根明氏の疑惑告発のリーダー役を務めていた。同氏は恐喝容疑などで逮捕され15年に執行猶予付き有罪判決を受けた過去も明らかにされたが、「強力なリーダーシップを期待されて全員一致で会長に推薦された」(顧問の戸田裕典弁護士)という。
この他副会長には、鶴木良夫(新潟)、菊池浩吉(宮城)、坂巻義男(千葉)の3氏が、専務理事には仁多見史隆氏(新潟)が選出された。
内田氏は「選手ファースト、透明性のある連盟にしたい。公益法人化を目指します」と新生日本ボクシング連盟のトップとしてのビジョンを語った。
なお菊池副会長は「再興する会」の役目は終えたとして、会の廃止を明言。またこれまで日連の運営を担ってきた関西事務局を閉鎖し、東京・原宿の岸記念体育館内にある事務局に本部機能を戻すことを決めている。事務局長や審判委員会、競技力向上委員会等の委員長もこれから人選するという。
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