代打でメインの城後響 ダウン喫すも判定勝ち
2018年12月16日 20時08分
2018年12月16日 17時05分
カネロ・アルバレスvsロッキー・フィールディングのセミ格で行われたIBF・S・フェザー級タイトルマッチは、王者テビン・ファーマー(米)が挑戦者14位フランシスコ・フォンセカ(コスタリカ)に12回3-0判定勝ち。2度目の防衛を果たした。
サウスポーのファーマーが柔軟な動きからアウトボクシングを展開。右を狙うフォンセカのアタックを空転させ、左ストレートの的5率を高めながらペースを握る。それでも5回、フォンセカのプレスが効力を発揮。王者は被弾が増える。
だが6回、ファーマーが左アッパーを断続的に決めると挑戦者は右目から出血。昨年このタイトルの保持者だったジェルボンタ・デイビス(米=現WBA“スーパー”王者)に挑戦したフォンセカは中盤、局面打開を図ったが、ファーマーは決定打を許さない。終盤も無難なボクシングで乗り切ったファーマーが3ジャッジ一致の117-111でベルトを守った。
また女子のスター候補、ロンドン五輪金メダルのケティ・テイラー(アイルランド)はエバ・ワールストルム(フィンランド)に100-90×3の完封勝利でWBA・IBF統一ライト級王座を防衛した。
GBPが売り出すライアン・ガルシア(米=WBA・S・フェザー級5位)がブラウリオ・ロドリゲス(ドミニカ共和国)に5回1分14秒KO勝ち。20歳のガルシアは17勝14KO無敗。Photo/SUMIO YAMADA
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