栗原慶太が圧巻の35秒KO勝ち OPBFバンタム級V1
2019年5月10日 20時33分
2019年5月10日 20時17分
日本S・ウェルター級タイトルマッチが10日、後楽園ホール「A-SIGN.Bee~大和魂~」のセミで行われ、挑戦者1位の松永宏信(横浜光)が王者の新藤寛之(宮田)に6回終了TKO勝ちで新王者となった。新藤は2度目の防衛に失敗。
新藤は昨年12月、ドロー防衛となった暫定王者の渡部あきのり(角海老宝石)との試合に続くサウスポー対決。日本タイトル初挑戦の松永が初回から長身の新藤にプレッシャーをかけてボディ打ち、新藤はジャブ、左ストレート、右フックでで応じた。
松永は新藤にロープを背負わせるシーンを何度も作って攻勢をアピール。顔面へのパンチにもつなげ、5回を終了時の採点は48-47×2、49-46で挑戦者がリードした。
新藤は6回に巻き返そうという意思を見せたが、松永の前進を止められず、コーナーに押し込まれる苦しい展開。このラウンドが終了すると、赤コーナーがあっさり棄権を申し出た。松永は15勝9KO1敗。日本2階級制覇の新藤は王座陥落。20勝8KO5敗2分。
◇60.0キロ8回戦
荒谷龍人(KG大和)[負傷判定6回1分0秒3-0(58-56、59-55、60-55)]斉藤正樹(TEAM10COUNT)
体格で上回る日本ライト級6位の齊藤が初回から圧力をかけたが、序盤は日本フェザー級10位の荒谷が2回に右フックを決めるなど優勢に立つ。荒谷は4回に偶然のバッティングで右目上部をカット。斉藤は攻勢を強めて形勢を逆転しようとしたが、6回に荒谷の傷が原因でストップとなった。荒谷は13勝4KO7敗1分。斉藤は15勝5KO14敗6分。
◇バンタム級8回戦
千葉開(横浜光)[3-0(77-75、78-75、77-76)]中川抹茶(角海老宝石)
上背のあるサウスポー中川は距離を取り、千葉が距離を詰めようとした。前半戦はクリンチ際の攻防が多い我慢の展開となる。
後半に入っても重苦しい展開は変わらなかったが、ヒット数ではわずかに千葉の右が中川の左を上回った印象。競り勝った千葉(日本バンタム級18位)は11勝7KO1敗。ボクシングをさせてもらえなかった中川(日本同級19位)は13勝5KO2敗1分。
◇54.5キロ6回戦
田之岡条(小熊)[負傷引き分け1回45秒]水谷直人(KG大和)
◇S・フェザー級6回戦
それいけ太一(協栄山神)[KO4回43秒]関島優作(KG大和)
2024年12月10日 5時25分
2024年12月9日 8時39分
2024年12月9日 1時47分
2024年12月9日 1時33分
2024年12月8日 18時37分
2024年12月8日 17時03分