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雪辱戦まで3週間 村田諒太「倒すパンチ出ている」

2019年6月20日 17時25分

 WBA世界ミドル級タイトルマッチ(7.12エディオンアリーナ大阪)まであと3週間あまりとなった20日、王者ロブ・ブラント(米)とのリマッチに挑む前王者の村田諒太(帝拳)が都内のジムでトレーニングを行った。

打倒ブラントに向けピッチの上がる村田

 18日に8ラウンド、あす21日にも8ラウンドをスパーリングを行うとあって、この日の村田はミット打ち、シャドーボクシングなど軽めのメニューで練習を終えた。

 集まった報道陣の取材に応じた村田は「スパーリングの内容はいいと思う」とした上で、「いままでの試合で倒しているときは、試合前の練習で1、2回はそのパンチが出ている。そういう意味では今回は倒すパンチがスパーで出ているので不安はない」と現状を説明した。

 同時に村田は「いいと言ってもリングで出なければ意味がない」と繰り返しており、練習と試合が別であることは自覚している。それでもスパーリングでは、カルロス・リナレス・トレーナーとのミット打ちで確認しているコンビネーションもよく出ており、気分は悪くない。

 今週、来週と追い込んで、試合2週間前からは本格的な減量に入るという村田。いよいよ運命の雪辱戦に向けてのカウントダウンが始まる。

 またこの日、新しくスタートするアスリート応援プラットフォーム『Esporta(エスポルタ)』で7月1日から「村田諒太選手応援キャンペーン」が開催されることもが明らかにされた。

 ファンがアスリートを直接支援する新しい試みで、多くのボクサーが支援を受けられるよう、まずは知名度の高い村田が先陣を切る形だ。詳しくはホームページから。https://esporta.jp/specials/ryota-20190712

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