27日岡山県浅口市天草公園体育館の「桃太郎ファイト」のメインで行われた日本フライ級王座決定戦は、1位ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が2位小坂駿(真正)を初回2分16秒TKOで下し、チャンピオンに輝いた。岡山のジムからは師匠の守安竜也会長以来となる日本王者だ。
阿久井はいきなりダウンを奪い、計4度倒してフィニッシュ
これまでの9KO中8度が初回という阿久井がタイトル戦の舞台でやってのけた。左ジャブで距離を取ろうとする小坂に対し阿久井もジャブで圧力をかけ、射程を合わせるとねじ込むような右打ち下ろしで最初のダウンをマーク。
ダメージを抱えた小坂を追撃し2度目。返しの左フックをフォローしてみたび倒し、なおも立ち上がった小坂から4度目のダウンを奪うと、主審が試合終了を宣した。
試合後は次期挑戦者の藤北(右)もリングに上がった
「あっという間に終わったので実感ありません」と阿久井。試合後のリングに上がった次期挑戦者の藤北誠也(三迫)も「つえーですね」と苦笑いした。「岡山出身のチャンピオンは多いけど、岡山のジムからはそんなにいないし、伝統ある日本タイトルだから」と阿久井は喜びを噛みしめていた。
中谷潤人(M.T)の後継王者となった阿久井はこれで14戦10KO2敗1分。無念の小坂は16勝4KO6敗。
