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田中恒成が年末V3戦 5年ぶり東京で井岡とダブル

2019年11月19日 15時01分

 畑中ジムは19日に名古屋市内のCBCテレビで会見を開き、WBO世界フライ級チャンピオン田中恒成のV3戦を12月31日に東京・大田区総合体育館で行うと発表した。挑戦者は同級12位ウラン・トロハツ(中国)。当日は井岡一翔(Reason大貴)-ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)のWBO世界S・フライ級戦も行われる。

会見した3階級制覇王者の田中

 田中は8月にジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)を7回TKOに下して以来の試合。「前回がふがいない試合だったので、それを払しょくするチャンス」とチャンピオンは言う。続けて「しっかりとボクシングを組み立てたい。具体的にはジャブで差し負けないことがテーマ」。

 相手のトロハツは13勝6KO3敗1分の右ボクサーファイター。中国ウルムチ出身の26歳で、WBAインターナショナル王座等地域タイトル獲得歴を持つ。日本人選手とは山内涼太(角海老宝石)はじめのべ4名と対戦し3勝1引分、現在は11連勝中だ。

 父の斉トレーナーの見立てでは「頑丈でテクニックにもたけている」というトロハツ。東京での試合は原隆二戦以来5年ぶりとなるが、田中は「どこでやってもやることは変わらない」としつつ、「東京で戦えという人もいると思うし、いい試合をして力を見せつけたい」と決意を述べた。

 10月下旬から11月上旬にかけては、一度訪れてみたかったアメリカに渡り、ラスベガス、ロサンゼルスでトレーニングを行った。「ちょっと興奮しました」と田中。帰国後はWBSS決勝をテレビ観戦し、「ドネアもふたりとも格好良かったし、感動した。(井上)尚弥さんは、刺激は一番受ける選手です」と話していた。

 なお田中戦は関東・東海地区他でテレビ放送予定。放送時間は調整中とのことだ。

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